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監修者:白澤光純
株式会社コンクルー 代表取締役CEO
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職人の安全靴は会社で支給するのか、いくら補助するのか。JIS T8101とJSAAの違いを選び方の軸に、現行6製品の比較、揃える足数と年間費用の目安、就業規則・経費の扱い、交換のルールまで、建設会社が「会社として揃える」ための実務をまとめました。
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先週入った職人さんが、規格の分からないスニーカーで現場に来て、元請の職長に「安全靴じゃないと入れない」と帰された。慌てて「会社で何足か買っておけ」と事務に言ったものの、調べて出てくるのは「疲れにくい5選」か「支給は会社の義務ですか」という知恵袋ばかり。JISとJSAAはどう違うのか、10人分を年に何足買えばいくらかかるのか、消耗品で落ちるのか給与になるのか。どれも決めきれずに止まっていませんか。
安全靴は、労働安全衛生規則で「事業者が定めて使わせる」ものと決まっています。どの規格の靴を何足、誰の負担で揃えるかは社長が決める事項です。ただ、法律は「会社が全額払え」とまでは書いていないので、支給か補助か個人負担かは会社ごとに決める余地があります。
この記事では、現場の危険から規格を選ぶ考え方、JIS T8101とJSAAの違い、現行6製品の比較、足数・支給ルール・経費・交換・退職時の実務までを一つにまとめます。価格や仕様は2026年9月時点の各社公式情報で確認したものです。
労働安全衛生規則の第558条は、事業者は作業中の労働者に、通路等の構造や作業の状態に応じて「安全靴その他の適当な履物を定め、当該履物を使用させなければならない」と定めています。第2項では、労働者は定められた履物の使用を命じられたときは使用しなければならない、とも書かれています(出典:e-Gov法令検索 労働安全衛生規則)。
つまり「どの靴にするか」を決めるのは会社です。職人さんが自分で買ってきた靴を黙認するのではなく、会社が「この規格の靴を履く」と定めて使わせる。一方で、条文は費用を誰が負担するかには触れていません。
カタログを開く前に、自社の現場で足に何が起きるかを4つに分けると、要る性能が見えてきます。
土工・解体・基礎・鉄骨は上の3つがほぼ毎日起きる持ち場、内装・電気・設備は踏み抜きは少なく、脱ぎ履きと歩く距離が長い持ち場です。自社の職人が主にどの持ち場にいるかを先に書き出しておくと、規格選びが速くなります。
規格を決める前に、主要な元請の安全衛生ルールも確かめておきます。元請によっては「JIS規格の安全靴に限る」「編上げタイプを着用」といった指定があり、会社で揃えた靴が現場で断られると買い直しになります。付き合いの深い元請2〜3社のルールを把握し、いちばん厳しいところに合わせるのが無難です。
会社で靴を選ぶとき、候補は大きく3つに分かれます。JIS T8101に合格した「安全靴」、JSAA規格の型式認定を受けた「プロテクティブスニーカー」、そして規格表示のない「作業靴」です。
JIS T8101は日本産業規格の安全靴の規格で、甲被(甲の部分の素材)は革製、総ゴム製、総高分子材料製に限られています。革製の甲被に表底を付けたものがクラスⅠ(記号CⅠ)、総ゴム製や総高分子材料製がクラスⅡ(CⅡ)です。つま先の保護性能は作業区分で4段階に分かれ、超重作業用U種は衝撃エネルギー200J、重作業用H種は100J、普通作業用S種は70J、軽作業用L種は30Jの落下試験に耐える先芯が求められます。耐圧迫性能はS種10kN、L種4.5kNです(出典:シモン 安全靴・プロスニーカーの規格について)。
基本性能に加えて、付加的性能が記号で示されます。町場の現場で見る機会が多いのは次の記号です。
製品ページに「JIS T8101 CⅠ/S/P1/F1」とあれば、革製の普通作業用で、耐踏抜きと耐滑区分1の性能を持つ靴だと読めます。建設業の多くの持ち場は、このS種を基準に考えて差し支えありません。
JSAA規格は、公益社団法人日本保安用品協会が制定するプロテクティブスニーカーの規格です。JISを基に作られ、つま先の保護性能は安全靴のS種・L種と同じ性能が求められます。普通作業用A種は衝撃エネルギー70J・耐圧迫10kN、軽作業用B種は30J・4.5kNです。一方、甲被に人工皮革・合成皮革・編物などを使えるため、軽いスニーカー型の製品が多くなります(出典:日本プロテクティブスニーカー協会 JSAA規格とはどんな規格)。
大事なのは、協会自身が「甲被材料や底材については安全靴に比べ耐久性が低く設定されており」、使用環境によっては「底の剥がれ・摩耗や甲被の破れなど耐久性が劣る場合があります」、耐久性を重視する人には「JIS規格品である安全靴の着用をお薦めします」と明記している点です。JISとJSAAは上下の関係ではなく、つま先の保護は同等で、甲被と底の耐久性の設定と素材の自由度が違う別建ての規格です。
なお、法令が規格を定めている墜落制止用器具(フルハーネス義務化のまとめと選び方|高さ基準・特別教育・点検)と違い、安全靴はJISかJSAAかを法令が指定していないので、どの規格を条件にするかは会社が決めることになります。
ホームセンターや通販には、先芯入りで見た目は安全靴とほぼ同じなのに、JISマークもJSAAの型式認定タグも付いていない「作業靴」「セーフティシューズ」が数多くあります。第三者機関の試験を通った証明がないため、元請の現場で安全靴として認められないことが珍しくありません。会社として支給・補助する靴は、JISマークかJSAAの型式認定タグが付くものに限る、と最初に線を引いておきます。

「社長がいい靴を1つ決めて全員に配れば早い」と思うかもしれません。ですが、靴はサイズだけでなく幅や甲の高さ、履き心地の個人差が道具の中でも特に大きく、型番を1つに決めて配ると合わない人が出て、結局その人は私物の靴に戻ります。履かれない靴は、買っても意味がありませんよね。
従業員50名以下の町場の会社に私たちがおすすめしたい現実解は、二段構えです。会社が決めるのは「規格の下限」と「上限額」。たとえば「JIS T8101のS種以上、またはJSAA規格のA種。耐滑はF1以上。1足1万5,000円まで」といった条件です(金額は架空の例です)。そのうえで、職人さん本人が会社の指定した店やカタログから自分の足に合う靴を選び、会社が支払う。落下物と踏み抜きが日常の土工・解体・基礎・鉄骨だけは、「JIS S種以上で耐踏抜きP付き」を条件に足します。
理由は3つです。自分で試し履きして選んだ靴は履かれること。規格を条件にしておけば、どの製品を選んでも元請のルールに通ること。上限額を決めておけば、人数と足数を掛けるだけで年間の予算が読めること。「全員同じ型番」が向くのは制服のように見た目を統一したい会社に限られ、その場合も合わない人には例外を認めておきます。
規格の方針が決まったら、具体的な製品を見る番です。スペック表は項目が多いですが、会社として見るべき点は限られています。
「JIS T8101 CⅠ/S/P1/F1」のような表示は、先頭からクラス(甲被の素材)、作業区分、付加的性能の順に並んでいます。JSAA品は「JSAA規格A種」のように種別が書かれ、付加的性能はピクトグラムで示されます。まず「S種かA種か」を見て、次に自社の持ち場に要る記号(P、F1・F2、HI・Hなど)を確かめます。先芯は鋼製でも樹脂製でも、同じ区分の試験に合格していれば性能要件は同じです。届いた靴が規格品かどうかは、JIS品は靴のJISマーク、JSAA品は1足に1枚結束される型式認定タグと、ベロ裏のA種・B種表示で分かります(出典:日本プロテクティブスニーカー協会 JSAA規格に関する主な業務QandA)。
靴底で見るのは、耐滑(F1・F2)、耐踏抜き(P)、耐油の3つです。加えて、軽さで人気の発泡ポリウレタン底は、時間とともに加水分解でひび割れや剥がれが起きることがあります。ミドリ安全は、発泡ポリウレタン底の安全靴は「定期的に着用前に手で曲げてみて、靴底に亀裂が生じない事を確認すること」を勧めています(出典:ミドリ安全フットウェア 安全靴の交換目安)。
短靴、中編上げ、長編上げ、半長靴の順に足首の保護は増えますが、脱ぎ履きは面倒になります。一日に何度も靴を脱ぐ内装や設備なら短靴かマジックテープ、ダイヤル式(BOA)が向き、不整地や切りくずが入りやすい解体・鉄骨は編上げが安心です。元請の指定があればそれが優先です。
安全靴の重さは、メーカーによって「片足」で書く会社と「両足」で書く会社が混在しています。比較するときは表記をそのまま並べ、片足換算などの計算をしないほうが誤解がありません。サイズは多くの製品がEEE(3E相当)のワイド設計ですが、それでも合わない人はいるので、返品・交換ができる店を会社で指定し、本人が試し履きできる買い方にしておきます。
JIS T8101の安全靴2製品と、JSAA規格のプロテクティブスニーカー4製品を比較表にしました。価格は「公式サイトの税込表記」か「実勢の幅」かを製品ごとに書き分けています。いずれも2026年9月時点の情報で、購入前に公式サイトで最新の価格・在庫を確認してください。
製品(型番) | 規格・区分 | 甲被・先芯・靴底 | 重量(メーカー表記) | 参考価格(税込) | こんな現場・会社に向く |
|---|---|---|---|---|---|
ミドリ安全 G3551 | JIS T8101 CⅠ/S/P1/F1 | 牛クロム革・ワイド樹脂先芯・ | 830g(26.0cm・両足) | 11,187円(公式通販の税込表記) | 元請にJISを求められるが、 |
シモン 8511黒 | JIS T8101 CⅠ/S/P1/F2/HI1/H | 銀付牛革・ワイドACM樹脂先芯・SX3層底Fソール | 840g(26.0cm・両足) | 公式サイトに価格表記なし。 | 解体・鉄骨・溶接など、 |
アシックス ウィンジョブ CP304 BOA(1271A030) | JSAA規格A種(認定番号2060) | 人工皮革・合成繊維、 | 約490g(26.5cm) | 18,590円(公式の税込表記) | 脱ぎ履きが多い内装・設備。 |
ミズノ オールマイティ CS | JSAA規格 普通作業用A種 認定品 | 人工皮革・硬質樹脂先芯・合成底 | 約360g(紐)、約370g | 11,880円(公式オンラインの税込表記) | 軽さ優先の内装・電気・設備。 |
ミズノ オールマイティ VS(F1GA1803) | JSAA規格 普通作業用A種 認定品 | 人工皮革・合成繊維、硬質樹脂先芯、合成底 | 約345g(26.0cm・片足) | 11,880円(一部カラー9,020円。 | 上限額を抑えて足数を揃えたい。 |
ノサックス KC-0055 | JSAA A種 認定合格品 | 牛クロム革+人工皮革・樹脂先芯 | 800g(26.0cm基準) | オープン価格。実勢は税込5,000円台後半〜7,000円台 | 革の甲被をJSAA A種で安く揃えたい |
重量はメーカー表記のままで、アシックスとノサックスは片足か両足かの明記がありません。価格・仕様の出典は次のとおりです(出典:ミドリ安全 公式通販 G3551)(出典:シモン 8511黒 製品ページ)(出典:アシックス公式 ウィンジョブ CP304 BOA)(出典:ミズノ公式オンライン オールマイティ CS)(出典:ミズノ公式オンライン オールマイティ VS)(出典:ノサックス 公式カタログ KCシリーズ)。実勢価格は2026年9月時点の主要な作業用品通販の販売価格の幅です。
ミドリ安全 G3551は、JIS T8101のS種で耐踏抜きP1・耐滑F1を備えたスニーカー型の革製安全靴で、「元請にJISを求められるが、重い革靴は職人が嫌がる」という会社の落としどころになります。公式通販には2026年2月頃から順次、形状を仕様変更する旨の告知があるので、注文時に現行仕様を確かめてください。
シモン 8511黒は、JIS T8101のS種に加えて耐踏抜きP1、耐滑区分2のF2、靴底の高温熱伝導性HI1、表底の耐高熱接触性Hまで揃えた革製の短靴です。公式サイトは価格を出しておらず、購入は販売店経由です。解体や鉄骨、溶接まわりのように踏み抜きと熱の両方がある持ち場の指定靴に向きます。
アシックス ウィンジョブ CP304 BOAは、JSAA規格A種(認定番号2060)のハイカットで、BOAフィットシステムのダイヤルで締め具合を素早く調整できます。公式の税込価格は18,590円と高めですが、脱ぎ履きが多い内装・設備の職人さんに「靴紐を結び直す手間がない」と喜ばれます。
ミズノ オールマイティ CSは、JSAA規格の普通作業用A種認定品で、紐タイプ(C1GA1710)とベルトタイプ(C1GA1711)を選べます。公式ページに「JIS規格認定の安全靴とは異なります」と明記されているので、元請がJISを指定する現場には使えません。軽さを優先する内装・電気・設備向きです。
ミズノ オールマイティ VS(F1GA1803)は、同じく普通作業用A種認定品で、サイドと先芯まわりにメッシュを使った通気性重視のモデルです。約345g(26.0cm片方)と6製品の中でもっとも軽く、一部カラーは公式オンラインで9,020円。上限額を抑えて足数を揃えたい会社に向きます。
ノサックス KC-0055は、牛クロム革と人工皮革を組み合わせた甲被に、JIS S種の70Jを大きく上回る200J(ISO 20345で定める試験レベル)に対応した樹脂先芯を載せたJSAA A種の認定合格品です。静電気帯電防止性などの付加的性能もあります。革の甲被を安く揃えたい会社に向く一方、JSAA品なのでJIS指定の現場には使えません。
製品の候補が絞れたら、社長ならではの検討事項です。何足買い、誰の負担にし、経費でどう処理し、いつ交換し、辞めた人の靴をどうするか。
安全靴の交換時期は、後述するように「何か月使ったか」ではなく「靴の状態」で判断するため、いつ交換になるかは事前に読めません。だから最初の目安は「人数×年2足(現用1足+交換用1足)」です。夏用と冬用を分ける会社なら年3足になります。
たとえば職人8人と監督2人の10人の会社なら、年2足で20足。比較表の価格帯から1足1万2,000円前後と置けば、年24万円前後が予算です(人数・単価とも架空の例です)。現場ごとの職人数を工程表や業務管理アプリ(コンクルーAIなど)で一覧できるなら、その人数がそのまま必要足数の母数になります。
会社の関わり方は、全額会社支給(会社が買って現物を渡す)、購入補助(上限額を決めて本人が買い、領収書で精算する)、個人負担(会社は規格だけ指定し、費用は本人)の3方式です。どれを選ぶかは会社の判断ですが、法律の位置づけは条文で確認しておきましょう。
労働安全衛生規則第558条は「定めて使用させる」義務で、費用負担の明文規定はありません。労働基準法第89条は、常時10人以上の労働者を使用する使用者に就業規則の作成と届け出を義務づけ、その第5号で「労働者に食費、作業用品その他の負担をさせる定めをする場合においては、これに関する事項」を記載事項としています(出典:e-Gov法令検索 労働基準法)。個人負担にするなら、その定めを就業規則に書くのが筋です。そして労働契約法第5条は、使用者は労働者が「生命、身体等の安全を確保しつつ労働することができるよう、必要な配慮をするものとする」と定めています(出典:e-Gov法令検索 労働契約法)。
この3つを並べると、「法律で会社支給が義務」とも「個人負担で問題ない」とも言い切れないのが実態です。個人負担や補助にするなら就業規則に書いて周知し、揉めそうなら社労士に確認するのが現実的です。「規格と上限額を決めて会社払い」にすれば、この論点そのものが消えます。
安全靴は1足1万円前後から2万円弱なので、経費処理はシンプルです。法人税法施行令第133条では、取得価額10万円未満の減価償却資産、または使用可能期間1年未満のものは、事業の用に供した事業年度に損金経理すれば全額をその年の損金にできます(出典:e-Gov法令検索 法人税法施行令)。安全靴は消耗品費などの科目で、買った年の経費にするのが基本形です。
参考までに、10万円以上の道具は一括償却資産(3年で均等償却)か、青色申告の中小企業者等なら少額減価償却資産の特例(取得価額40万円未満・年間合計300万円まで・令和11年(2029年)3月31日までの取得が対象)を使います(出典:e-Gov法令検索 租税特別措置法)。対象は常時使用する従業員が400人以下など一定の要件を満たす法人です(出典:e-Gov法令検索 租税特別措置法施行令)。靴で10万円を超えることはまずないので、特例の出番はタブレットや測定器の話です。
靴を渡すと「現物の給与ではないか」という論点が出ます。所得税法施行令第21条は、所得税法第9条第1項第6号の非課税所得として、職務の性質上制服を着用すべき者が使用者から支給される「制服その他の身回品」と、その貸与による利益を挙げています(出典:e-Gov法令検索 所得税法施行令)。所得税基本通達9-8は、専ら勤務場所のみにおいて着用する事務服、作業服等については、この制服に準じて取り扱って差し支えないとしています(出典:国税庁 所得税基本通達 法第9条 非課税所得 関係)。
国税庁の質疑応答事例「背広の支給による経済的利益」は、事務服・作業服等の支給が非課税とされる考え方として、専ら勤務する場所で職務を行う上で着用し私用には着用しない又は着用できないものであること、その職場に属する者の全員または一定の仕事に従事する者の全員を対象に支給されること、を挙げています(出典:国税庁 質疑応答事例 背広の支給による経済的利益)。現場でしか履かない安全靴を、現場に出る全員に会社のルールで渡す形はこの考え方に沿いやすく、私用にも履ける靴を一部の人にだけ渡す形は外れやすくなります。現金の購入補助は現物支給と扱いが変わりえます。非課税かどうかは運用次第なので断定はせず、顧問税理士に確認してください。
「半年で交換」「1年が寿命」といった期間の目安は、メーカーの公式情報にはありません。ミドリ安全フットウェアが示す交換の目安は次の8つの状態です(出典:ミドリ安全フットウェア 安全靴の交換目安)。
7番目は見落としがちです。重い物をつま先に落としたら、見た目に変形がなくても交換。これは職人さんが申告しないと会社は気づけません。だからルールは「この8つのどれかに当てはまったら申告する。申告があれば新品と交換する」にしておくのが実務的です。
支給や補助をしたら、誰に、いつ、どの製品を何足渡したかを台帳に残します。サイズも書いておくと交換のときの注文が一往復で済み、型式認定タグや納品書を一緒に保管しておけば、元請から規格の証明を求められても慌てません。退職時に返却を求めるのか本人に渡すのかは、支給を始める前に決めて周知しておきます。壊した場合の本人負担は賃金控除など労働法上の制約が絡むため、社労士に相談して決めてください。

「会社が規格と上限を決め、本人が選び、状態で交換する」という型を一度作れば、新人が入るたびに悩まずに済みます。夏の装備は熱中症対策グッズ、現場で会社がそろえる一式リスト【2026年版】、支給ウェアの考え方は空調服のおすすめ|会社で支給する社長の選び方・揃え方で整理しています。足元と合わせて、会社の装備の型を揃えてみてください。