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監督者:白澤光純
株式会社コンクルー 代表取締役CEO
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生コンは頼みすぎれば処分に困り、足りなければ打ち継ぎで現場が止まります。砕石はトン納品なのに図面は立米、残土はダンプ何台呼べばよいか読めない。寸法を入れるだけで立米・トン・台数が出る無料エクセルを配布します。
AI搭載
コンクルーAI
中小建設会社のためのAIオールインワン業務管理ツール
顧客管理・見積作成・原価管理・電子受発注・請求支払いなど全ての業務がコンクルーAIひとつで完結


夕方、明日の土間コン打設のために生コン工場に電話をかける直前。「5m×10mで厚みが10cmだから…何立米だ?」と、毎回スマホの電卓を叩いていないでしょうか。
頼みすぎれば、残ったコンクリートの処分に困ります(生コンは一度練ると返品できません)。足りなければ打ち継ぎ(本来は一体で打つはずのコンクリートに継ぎ目ができること)と再手配で現場が止まります。砕石はトンで納品されるのに図面は立米で描かれている。残土はダンプ何台呼べばいいのか読めない。毎回ヒヤヒヤしながら電卓を叩いている社長さん・現場代理人の方は多いはずです。
そこでコンクルーBaseでは、生コン・砕石・残土の数量をまとめて計算できるExcelのツールを作りました。寸法を入れると、立米・トン・ダンプの台数目安が出ます。ダウンロードは無料、メールアドレスの登録もいりません。
説明は後回しにして、先に配布します。ダウンロードしてExcelで開けば、そのまま使えます。
生コン・砕石・残土の数量計算Excelツール(無料・登録不要)
生コン計算+砕石計算+残土計算+原価チェック(社内用)+設定+使い方の6シート
寸法を入れるだけで立米・トン・ダンプ台数の目安まで自動計算
ファイル形式:Excel(.xlsx)/マクロなし・関数のみで安全に使えます
【免責事項】 本フォーマットは、ユーザー様の自己責任においてご利用ください。内容の正確性について当社は保証するものではございません。万一、本フォーマットの使用により損害やトラブルが発生した場合も、当社は一切の責任を負いかねます。
【免責事項】 本フォーマットは、ユーザー様の自己責任においてご利用ください。内容の正確性について当社は保証するものではございません。万一、本フォーマットの使用により損害やトラブルが発生した場合も、当社は一切の責任を負いかねます。
このツールでできることは、大きく3つです。
生コンの数量計算の基本は、体積の公式そのものです。
長さ(m)×幅(m)×厚み(m)=体積(m³)
土間コンクリート(駐車場や倉庫の床など、平らに打つコンクリート)なら面積×厚みで済みます。布基礎(連続した帯状の基礎)なら、延長×幅×高さです。
たとえば、5m×10mの土間を厚み10cm(0.1m)で打つ場合。
5m×10m×0.1m=5.0m³
延長30m、幅0.4m、高さ0.4mの布基礎なら。
30m×0.4m×0.4m=4.8m³
複雑な形の基礎は、直方体に分けてそれぞれ計算し、最後に合計すれば同じ考え方で拾えます。強度・配合(セメントや水の比率)・スランプ(コンクリートの軟らかさ)は設計図書と生コン工場が決めるもので、この記事とツールが扱うのは「量の拾い方」だけです。生コンとモルタル・セメントの違いをあらためて整理したい方は、コンクリート・モルタル・セメントの違いを比較した記事もあわせてご覧ください。
計算した体積のとおりに発注すると、たいてい少し足りなくなります。型枠の内寸と設計寸法のわずかな誤差、ポンプ車の配管内に残るコンクリート、打設面の高低差——現場には、図面には出てこない「減り」がいくつもあるからです。
公共工事の積算基準では、手練りコンクリート・小型構造物のロス率を6%(0.06)と定めています(出典:大阪市水道局「積算基準」)。これは小型構造物・手練りという条件での数字なので、生コン車で打つ土間や基礎にそのまま当てはまるわけではありませんが、「数%は減るものとして発注する」という考え方の目安にはなります。実際どれくらい見るかは打設方法や型枠の精度で変わるため、ツールでは設定シートで自社の経験値に置き換えられるようにしてあります。
さきほどの5m×10m×0.1mの土間で、ロス6%を見込むと。
5.0m³×1.06=5.3m³
生コンは0.25m³や0.5m³といった単位で注文するのが一般的ですが、最低出荷量や刻みの単位は工場によって差があります。5.3m³ちょうどでは頼めないことが多いため、刻みの単位で切り上げて発注量を決めます。0.25m³刻みなら、5.3m³は5.5m³への切り上げです。ツールが出す数量はあくまで目安とし、最終的な発注量は工場に確認してください。

面積と厚みから体積を出すだけなら、次の早見表がそのまま使えます(ロス・発注刻みを含まない、純粋な体積の早見表です)。
面積(m²) | 厚み5cm | 厚み8cm | 厚み10cm | 厚み12cm | 厚み15cm | 厚み20cm |
|---|---|---|---|---|---|---|
5 | 0.25m³ | 0.40m³ | 0.50m³ | 0.60m³ | 0.75m³ | 1.00m³ |
10 | 0.50m³ | 0.80m³ | 1.00m³ | 1.20m³ | 1.50m³ | 2.00m³ |
15 | 0.75m³ | 1.20m³ | 1.50m³ | 1.80m³ | 2.25m³ | 3.00m³ |
20 | 1.00m³ | 1.60m³ | 2.00m³ | 2.40m³ | 3.00m³ | 4.00m³ |
30 | 1.50m³ | 2.40m³ | 3.00m³ | 3.60m³ | 4.50m³ | 6.00m³ |
50 | 2.50m³ | 4.00m³ | 5.00m³ | 6.00m³ | 7.50m³ | 10.00m³ |
この早見表と同じ式が、配布ツールの「生コン計算」シートにそのまま入っています。
砕石は、図面や数量計算では立米(m³)で考えるのに、工場からはトン(t)で納品されます。この単位のズレでつまずく方が少なくありません。
考え方はシンプルです。
体積(m³)×単位体積重量(t/m³)=重量(t)
厄介なのは、この「単位体積重量」が一つの数字に決まらないことです。自治体の土木工事数量算出要領では、クラッシャーラン(C-40、道路の路盤などに使う代表的な砕石)の単位体積質量を2.04t/m³としています(出典:熊本県「土木工事数量算出要領」)。一方、実際の砕石メーカーが公表している試験値では、C-40で1.9t/m³前後、再生砕石のRC-40で1.8t/m³前後という数字も出ています(出典:松阪興産株式会社「砕石製品特性一覧表」)。
産地・粒度・締め固めの状態によって、砕石の単位体積重量には1.8〜2.0t/m³程度の幅があると考えてください。一つの数字で断定して見積もると、実際の納品トン数とずれることがあります。ツールでは、この係数を設定シートで変更できるようにしてあります。
さきほどの5m×10mの土間の下に、厚み10cm(0.1m)で砕石を敷く場合。
5m×10m×0.1m=5.0m³
単位体積重量を1.9t/m³(目安の中間値)とすると。
5.0m³×1.9t/m³=9.5t
同じ体積でも、単位体積重量を1.8t/m³で計算すれば9.0t、2.0t/m³なら10.0tと、1t近い差が出ます。発注前に、使う砕石の単位体積重量を業者に確認しておくと、この差を埋められます。
逆に、工場から「10t納品します」と言われたときの立米への逆算は、割り算をひっくり返すだけです。
10t÷1.9t/m³≒5.26m³(およそ5.3m³)

砕石は敷きならしたあと、転圧(機械で締め固めること)で厚みがいくらか減ります。仕上がりの厚みを図面どおりに確保したい場合は、敷きならす時点の厚みを設計厚みよりやや厚めに見ておく必要があります。どの程度厚めに見るかは締固め方法や砕石の粒度で変わるため、一律の数字は示せません。仕上がり厚みに不安がある場合は、転圧後に実測するか、砕石を扱う業者に確認してください。
フーチングを含む基礎の根切り(基礎をつくるために地面を掘ること)で出た土は、そのままの体積ではダンプに積めません。掘った瞬間に、土は地山(掘る前の締まった状態)よりもかさが増えるからです。
この「増え方」を表す係数がほぐし率(L値)です。日本道路協会「道路土工要綱」では、土質ごとのL値・C値(締め固め率)の標準を次のように示しています(出典:日本道路協会「道路土工要綱」)。
土質区分 | ほぐし率L | 締固め率C |
|---|---|---|
レキ質土(砂利・砂利質土) | 1.20 | 0.90 |
砂質土及び砂 | 1.20 | 0.90 |
粘性土 | 1.25 | 0.90 |
たとえば粘性土(L=1.25、C=0.90)の場合、同資料の例では、地山100m³をほぐすと125m³、締め固めて盛土にすると90m³になり、逆に90m³の盛土をつくるには地山約111m³が必要になります。掘って、運んで、締め固めるたびに体積が変わる——これが土量計算の基本です。上表は過去のデータに基づく平均的な変化率で、工事費への影響が大きい大規模工事では試験施工での実測が望ましいとされています。町場の現場でそこまでするケースは多くありませんが、「土質によって1〜3割ほど量が変わりうる」という感覚は持っておくと安全です。
たとえば、4m×5m、深さ1.2mの根切りをする場合。
地山土量:4m×5m×1.2m=24.0m³
これが砂質土(L=1.20)だとすると、運搬すべきほぐし土量は。
24.0m³×1.20=28.8m³

運ぶ土の重さは、地山でもほぐしても変わりません。変わるのはかさ(体積)だけです。そのため、ダンプの必要台数を考えるときは、重さと体積を別々に見る必要があります。
まず重さです。土木工事の数量算出では、土砂の単位体積質量の目安として1.8t/m³が使われています(出典:熊本県「土木工事数量算出要領」)。これも土質・含水率で変わる代表値ですが、これを使うと、先ほどの地山土量24.0m³の総重量は。
24.0m³×1.8t/m³=43.2t
「4tダンプ」(最大積載量はおおむね4t前後。車種により差があるため車検証で要確認)なら、43.2t÷4t=10.8台。台数は切り上げるので11台です。「10tダンプ」(同・おおむね10t前後)なら43.2t÷10t=4.32台で、切り上げて5台になります。
台数は切り上げで数えます。「10.8台だから10台にして、残りは少しずつ多めに積む」という考え方は、次に説明する過積載につながります。
一方で、容積の制約もあります。土砂をダンプに積み込む場合、荷台のふち(荷台枠)の高さを超えて積んではならないとされており、土質条件(比重や含水比)によっては、重量に余裕があっても先に荷台がいっぱいになることがあります(出典:東京都財務局「過積載防止対策マニュアル」)。乾いて軽い土やかさが張る土質では、重量の計算だけで安心せず、実際の積み込み状況もあわせて見てください。
ダンプの最大積載量は、車検証に記載された数字が上限です。これを少しでも超えれば、道路交通法違反の過積載になります(出典:東京都財務局「過積載防止対策マニュアル」)。「台数を1台減らすために、ぎりぎりまで積む」という発想は、このツールでは想定していません。台数の計算は切り上げで行い、実際の積載は運搬業者・ダンプの表示に従ってください。
処分費は、処分場によってm³単位・t単位のどちらで示されるかが分かれます。見積を取る段階でどちらの単位かを確認しておくと、あとの突き合わせで迷いません(相場は処分場ごとの差が大きいため、この記事では触れません)。
シートは6つ(生コン計算/砕石計算/残土計算/原価チェック(社内用)/設定/使い方)です。
黄色いセルに寸法や現場条件を入れると、立米・トン・ダンプ台数の目安が自動で出ます。生コン計算シートは土間・布基礎・任意の直方体を複数行入力でき、行ごとの合計にロス率を掛けて発注目安を出します。砕石計算シートは立米→トンだけでなく、トン→立米の逆算欄もあります。残土計算シートは、掘削寸法から地山土量・ほぐし土量・ダンプ台数目安まで一直線に出ます。台数は切り上げ(ROUNDUP)で表示され、不足側に倒れないようにしてあります。
差別化しているのは「原価チェック(社内用)」シートです。生コン・砕石・残土それぞれの数量に、設定シートで登録した自社の単価を掛けて、材料費・処分費の概算合計が出ます。拾いの段階での間違いは、そのまま原価の間違いになります。「立米数は合っていたのに、単価を古いままにしていて原価がずれた」ということも起こります。数量と単価をセットで見える状態にしておくことが、どんぶり勘定から抜ける最初の一歩です。工事原価の内訳をあらためて整理したい方は、工事原価とは?管理する目的と内訳、計算法、純工事費との違いを解説もあわせてご覧ください。社外には出さない前提のシートなので、色分けも他のシートとは変えてあります。
設定シートでは、ロス率・砕石の単位体積重量・土質ごとのL値C値・ダンプの最大積載量・自社の単価をまとめて管理しています。本文で説明した数値は、公表資料に基づく目安です。自社の現場や取引先の実績値がわかっている場合は、ここを書き換えて使ってください。率が変わっても、直すのはこの1か所だけです。
サンプルとして入っている数値はすべて架空の例です。自社の現場の数字に置き換えて使ってください。
このツールで、生コン・砕石・残土の数量拾いは楽になります。ただ、使い込むと次のような場面に行き当たるはずです。
数量の拾いから見積書、発注書へと進む過程で、同じ数字を何度も打ち直すことになりがちです。ここを一本につなげるために作ったのが、建設業向けの業務管理クラウド「コンクルーAI」です。見積・原価・発注がひとつにつながっているので、拾った数量がそのまま見積書・発注書に引き継がれます。まずはこのエクセルで数量の拾い方を整理し、転記の手間がしんどくなってきたら道具を替える——その順番で十分です。
本文と初期値は、公表されている資料に基づく目安です。実際の値は、土質・含水状態・締固め方法・生コンの打設方法などで変わります。自社や取引先で実績値がわかっている場合は、設定シートの数値を書き換えて使ってください。迷ったときは、生コン工場・砕石業者・運搬業者に確認するのが確実です。
不要です。上のボタンからそのままダウンロードできます。
マクロは使っていません。Excelの関数だけで計算しているので、「コンテンツの有効化」を求められることもありません。
自社の見積・発注の実務で使う分には問題ありません。ファイルそのものの再配布(第三者へのファイル転送や、自社サイトへの再アップロードなど)はご遠慮ください。
Excelアプリがあれば入力・閲覧できますが、シートの多いツールなので、寸法の入力や早見表の確認はパソコンでの利用をおすすめします。
生コン・砕石・残土の数量は、どれも「体積の公式」がベースになっていますが、ロス率・単位体積重量・土量変化率という3つの係数が入るところでつまずきやすくなっています。どの係数にも幅があり、断定できる一つの数字はありません。だからこそ、初期値には出典を、数量には切り上げの発注目安を、そして自社の実績に合わせて変更できる余地を持たせることが大事です。
今回のツールは、生コン・砕石・残土の数量計算に、原価の概算チェックまでをセットにしました。無料・登録不要です。次の発注の前に、ひとつ試してみてください。
生コン・砕石・残土の数量計算Excelツール(無料・登録不要)
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寸法を入れるだけで立米・トン・ダンプ台数の目安まで自動計算
ファイル形式:Excel(.xlsx)/マクロなし・関数のみで安全に使えます
【免責事項】 本フォーマットは、ユーザー様の自己責任においてご利用ください。内容の正確性について当社は保証するものではございません。万一、本フォーマットの使用により損害やトラブルが発生した場合も、当社は一切の責任を負いかねます。