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監督者:白澤光純
株式会社コンクルー 代表取締役CEO
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積算見積に特化した買い切りソフト「建築みつも郎17」と、見積も含む業務全体をまとめるクラウド「コンクルーAI」。タイプが違う2つを、どちらが優れているかではなく「自社は何をしたいか」で選べるように、機能・料金・使い方から公平に比較しました。
AI搭載
コンクルーAI
顧客管理・見積作成・原価管理・電子受発注・請求支払いなど全ての業務がコンクルーAIひとつで完結


「そろそろ見積ソフトをきちんと入れたいけれど、どれを選べばいいのか分からない」。町場の建設会社の社長さんなら、一度は悩んだことがあるテーマですよね。ネットで調べると製品名はたくさん出てくるのに、いざ比べようとすると「結局うちにはどれが合うの?」でつまずいてしまう。よく分かります。
この記事では、そんな見積ソフト選びで名前が挙がりやすい「建築みつも郎17」と、建設業向けのオールインワン業務管理クラウド「コンクルーAI」を、1対1でじっくり比べていきます。どちらも見積づくりに関わるツールですが、実はタイプがまったく違う製品です。だからこそ、優劣で語るのではなく「自社は何を一番やりたいのか」で選ぶのが正解になります。その判断軸まで、公平に整理していきますね。
最初に、いちばん大事なところをお伝えします。建築みつも郎17とコンクルーAIは、同じ土俵で「どっちが上か」を競う関係ではありません。目指しているゴールと、そこへの届け方(コンセプト)が違うのです。ここを押さえておくと、この後の比較がぐっと分かりやすくなります。
ざっくり言えば、「見積・積算をとことん突き詰めたいのか」/「見積を入り口に、事務や現場まで含めた業務全体をまとめたいのか」——この分かれ道です。片方が優れていて片方が劣っている、という話ではありません。使いたい目的が違えば、正解も変わる。この記事は、その前提で読んでいただけるとうれしいです。
※本記事は公開情報をもとに整理しています。機能・価格・提供範囲等は変更される可能性があるため、最新の正確な情報は各公式HPよりご確認ください。
コンクルーAIとは、株式会社コンクルーが提供する、AIエージェントを搭載した建設業向けのオールインワン業務管理クラウドです。見積作成・実行予算・原価管理といった商談・積算まわりから、案件・顧客・物件の管理、現場の工程管理や写真・図面の共有、協力会社との受発注・請求処理まで、建設会社の業務をひとつのシステムにまとめています。
特徴的なのは、「見積AI」「転記AI」「工程表AI」「案件入力AI」という4つのAIエージェントが搭載されている点です。見積の下書きづくりや、紙・PDFの読み取り転記、工程表のたたき台づくり、案件情報の入力といった「手を動かす作業そのもの」をAIが肩代わりしてくれます。提供形態はクラウドのサブスク型で、1名から使えるのも小規模な会社にはうれしいところ。標準の業務管理機能は手頃な価格帯で、14日間の無料トライアルから試せます。導入実績は累計3,000社(公式サイト表記)です。
ひとことで言えば、コンクルーAIは「現場」だけでなく「事務・経営」まで含めて、会社の業務全体をまとめて効率化したい会社に向いたサービスです。

建築みつも郎17とは、コベック株式会社(KOBEC)が提供する、建築業向けの積算見積ソフトです。公式サイトでは「思考する積算見積プロセッサ」と位置づけられ、「見積業務を超え事業のステップアップを見据えます」とうたわれています(出典:建築みつも郎17 公式サイト)。
最大の特徴は、パソコンにインストールして使う「買い切りパッケージ」だという点です。DVD-ROM版で提供され、月額のサブスクではなく本体を購入して使い切る形。ネットにつながっていなくても手元のPCで動く、いわゆるインストール型のソフトです。データベースにはSQL Server 2017 Expressが採用されており、Windows 11にも対応しています。版としてはスタンドアロン版(1台用)と、複数台で使うLAN製品の2系統が用意されています。
機能面では、大規模工事にも対応できる最大6段階層の多階層見積や、粗利率から金額を逆算して調整する金額調整機能、見積↔実行予算のワンタッチ変換、簡易法定福利費の算出、インボイス対応書式30種の収録など、積算・見積の実務を深く支える機能がそろっています。宛名マスタは6万件、明細は6万行まで編集可能と、扱えるボリュームも大きめです。「見積・積算をとことん作り込みたい建築業者向けのプロ仕様ソフト」という性格がはっきりしています。
なお、名前が似ている「みつもり主任」(提供元:建築資料研究社)とは別の会社の別製品です。混同されがちですが、本記事で扱うのはコベック株式会社の「建築みつも郎17」ですので、その点だけ最初に整理しておきます。

まずは両製品の主要ポイントを、ひと目で分かるようにまとめました。ここでは「どちらが上か」ではなく、それぞれ得意な領域が違うことを感じ取っていただければ十分です。みつも郎が明確に優れている行も、しっかり入れています。
比較項目 | コンクルーAI | 建築みつも郎17(比較対象) |
|---|---|---|
対象 | 小規模建設会社(1名から)。建設業全般 | あらゆる建築業。積算・見積を専門的に行う建築業者 |
製品タイプ | オールインワン業務管理クラウド | 積算見積に特化した専用ソフト |
提供形態 | クラウド(インストール不要) | ⭐️インストール型(DVD-ROM版・手元PCで動作) |
料金体系 | 月額サブスク(14日間無料トライアルあり) | ⭐️買い切り(本体80,000円+税・月額不要) |
見積作成 | ✅(見積AIで下書き自動生成) | ✅ |
多階層見積・積算の深さ | ✅ | ⭐️✅(最大6段階層・金額調整・6万行編集) |
実行予算・原価管理 | ✅ | ✅(見積↔実行のワンタッチ変換) |
工程管理 | ✅(工程表AIで自動生成) | ❌(公式サイトに記載なし) |
請求・入金管理 | ✅ | △(インボイス対応書式30種を収録。請求書式の作成に対応) |
案件・顧客・物件管理 | ✅ | ❌(公式サイトに記載なし) |
クラウド共有・複数人での同時利用 | ✅(クラウドでどこからでも) | △(LAN製品なら社内ネットワークで共有) |
スマホ・タブレット対応 | ✅ | ❌(PCインストール型のため対象外) |
AIによる作業の自動化 | ✅(見積・転記・工程・案件入力の4AI) | ❌(公式サイトに記載なし) |
協力会社との受発注・共有 | ✅(協力会社アプリ・電子発注) | ❌(公式サイトに記載なし) |
オフライン(ネット不要)で動く | ❌(クラウドのためネット接続が前提) | ⭐️✅(手元PCにインストールして動作) |
外部データ連携 | ✅ | ✅(Excel入出力・PDF出力・経済調査会/建設物価調査会データ変換) |
✅=機能あり、❌=公式サイト・機能一覧に記載なし、△=機能・提供はあるが限定的/条件つき、⭐️=その製品が特に強い領域(出典:建築みつも郎17 主な機能/建築みつも郎17 入出力)
この表で押さえてほしいのは、❌が並んでいる行は「その製品が劣っている」という意味ではないということです。みつも郎の工程管理や案件管理の欄が❌なのは、そもそも積算見積に特化した専用ソフトだから。逆に、提供形態・料金体系・多階層見積の深さ・オフライン動作の行では、みつも郎に⭐️がついています。買い切りで月額がかからないこと、ネットがなくても手元で動くこと、6段階層の作り込みができること——これらは、積算専用ソフトならではの明確な強みです。
一方コンクルーAIは、見積を含めた業務全体をクラウドでまとめ、AIで作業を減らす方向に強い。つまり両者は、「深く尖った専用ソフト」対「広くまとめるクラウド」という関係にあります。それでは、機能とコストの両面から、もう少し詳しく見ていきましょう。
両製品の機能を見比べると、片方にあってもう片方にない機能がはっきり分かれます。それは、目指す方向がそもそも逆だからです。
この違いを頭に入れておくと、「どちらが自社に合うか」が判断しやすくなります。順番に見ていきますね。

建築みつも郎17の魅力は、なんといっても積算・見積そのものの作り込みの深さです。見積づくりを本業のど真ん中に据えている会社にとっては、頼もしい機能がそろっています(出典:建築みつも郎17 主な機能)。
①最大6段階層の多階層見積:大規模な工事でも、工種・部位・細目と階層を深く分けて見積を組めます。明細は6万行、単価は99億・総金額は9,999億円まで対応と、扱える規模がとにかく大きい。細かく積み上げる建築見積に向いた設計です。
②金額調整機能:見積全体の金額を調整すると階層下の明細を自動で再計算したり、階層ごとに金額を指定したり、端数を「まるめ」で処理したりと、「最終的にいくらで出すか」の詰めの作業を細かくコントロールできます。値決めにこだわる建築業者には効く機能です。
③見積↔実行のワンタッチ変換:作った見積を実行予算に、逆に実行予算を見積に、ワンタッチで変換できます。見積と原価を行き来しながら利益を管理したい会社にとって、手戻りが減る仕組みです。
④豊富なマスターと書式:宛名マスタ6万件、建築用・電気用・土木用など用途別のマスタ切り替え、インボイス対応書式30種の収録など、実務で必要になる素材が最初からそろっています。オリジナル書式の設計・印刷にも対応します。
ポイント💡「見積という一点を、とことん深く掘れる」
みつも郎は、機能を横に広げるのではなく、積算見積という一点を縦に深く掘るタイプのソフトです。3DマイホームデザイナーPRO(メガソフト社製)との簡易連携や、別売『建設原価ビルダー5』へのデータ移行、経済調査会・建設物価調査会のデータベースをマスタに変換する機能など、建築積算の周辺エコシステムともつながります。Excelやテキスト経由での入出力、PDF出力(ジャストシステムのPDF作成ソフトを標準搭載)にも対応しているので、既存の資料とのやり取りもしやすい設計です(出典:建築みつも郎17 入出力)。
使い勝手の面では、最大5画面(環境により最大99画面)の同時編集や、連続カット&ペースト、グローバル置換など、大量の明細をスピーディに編集するための工夫が凝らされています(出典:建築みつも郎17 入力・編集)。逆に言えば、見積・積算まわりに機能が集中しているため、工程管理・案件管理・協力会社との共有といった「見積以外の業務」については、公式サイトの機能一覧では確認できません。そこは他のやり方(別ソフトや紙・Excel)で補う前提になります。

一方コンクルーAIは、見積を含む会社の業務をひとつにまとめて、AIで作業を減らす方向に強みがあります。見積作成・実行予算・原価管理から、案件・顧客・物件の管理、現場の工程管理や写真・図面の共有、協力会社への発注・請求処理まで、これらをひとつのシステムでつなぐ設計です。
ポイント💡「オールインワン × AIで、作業そのものを減らす」
複数のツールや紙・Excelを使い分けていると、同じ情報を何度も入力し直すムダや、転記ミスが起きがちですよね。コンクルーAIはそれらを横につなぐことで、二重入力や確認待ちを減らしていきます。加えて、4つのAIエージェントが「手を動かす作業」そのものを肩代わりします。

①見積AIエージェント:図面や現場写真をもとに、見積の下書きを自動で作成。「だいたいいくらか」への初動が速くなり、社内確認や受注判断が前に進みます。
②転記AIエージェント:紙やPDFの見積書・請求書をAIが読み取り、自動でシステムに取り込み。事務側の転記の詰まりを軽くします。
③工程表AIエージェント:見積書や図面をもとに工程表を自動生成。段取りのたたき台づくりを省力化します。
④案件入力AIエージェント:打ち合わせメモやメールから案件情報を自動入力。「登録が面倒で結局使われない」を防ぎます。

特に見積AIエージェントは、初回の打ち合わせから社内確認、受注判断までのリードタイム短縮に効きます。「まず早めに概算を出したい」「判断を前に進めたい」会社ほど相性が良い機能です。ここが、手作業で一から積み上げる従来の見積ソフトとは発想が違うところですね。
さらにコンクルーAIには、協力会社専用アプリや案件ごとのチャット機能など、社外とのやり取りまで一元化する仕組みもあります。下請けの職人さんや協力会社が使えるモバイルアプリで、電子受発注や写真・図面の共有、完了報告までができ、FAXやメールでバラバラだった発注業務をオンラインにまとめられます。「どこで誰に何を伝えたっけ?」という現場あるあるが起こりにくくなるのは、社内外の連絡が案件単位で整理されるからです。
ただし、コンクルーAIはクラウドサービスなので、インターネット接続が前提です。みつも郎のように手元PCだけで完結するオフライン動作とは、この点で性格が異なります。また、見積・積算の「深掘り」という一点だけで見れば、6段階層の作り込みに特化したみつも郎の方が細かく詰められる場面もあるでしょう。ここは、後述の「どちらを選ぶべきか」で整理します。
どちらが優れているという話ではなく、「作り込む道具」として使うか、「業務をまとめる基盤」として使うかで、使い勝手の感じ方は変わります。積算のプロが腰を据えて見積を練り上げるならみつも郎の深さが生き、現場も事務もまとめてスマホで軽く回したいならコンクルーAIのクラウド+AIが生きる、というイメージです。
次はお金の話です。中小の建設会社にとって、ツールの費用は毎回悩みどころですよね。ここは「買い切り」対「サブスク」という、根本的に考え方が違う2つの比較になるので、丁寧に整理します。
まず建築みつも郎17は、公式サイトのトップに「本体価格80,000円+消費税」と明記されています(スタンドアロン版・DVD-ROM版)。買い切りなので、購入後は月々の利用料がかかりません(出典:建築みつも郎17 公式サイト)。なお、複数台で使うLAN製品も公式サイトに価格が明記されており、3ライセンスのLAN Express版で本体240,000円+消費税、最上位の50ライセンスのLAN for SQL版で1,980,000円+消費税など、ライセンス数に応じて価格が設定されています(出典:建築みつも郎17 LAN製品ラインナップ)。ただし、追加ライセンス料や保守サポート費用については公式サイトに金額の記載がないため、この点はコベック株式会社への問い合わせが必要になります。
一方コンクルーAIは月額のサブスク型で、1名から利用でき、標準の業務管理機能は手頃な価格帯です。初期費用をかけずに14日間の無料トライアルで試せるため、「まず触ってから決めたい」という慎重な会社でも始めやすい設計になっています。
ここで大事なのは、単純な金額の大小ではなく、「どういう支払い方が自社に合うか」と「導入して何が減るか」で見ることです。
⭐️建築みつも郎17:一括で払い切りたい会社に向く
みつも郎の一番の魅力は、買い切りで月額がかからない点です。80,000円+税を一度払えば、以降のランニングコストを気にせず使い続けられます。「毎月お金が出ていくサブスクは性に合わない」「一括で買って自分の道具にしたい」という考え方の会社には、これが大きな安心材料になります。積算・見積という一点に絞って深く使うなら、費用対効果は分かりやすい。ネットがなくても手元で動くので、通信環境に左右されないのも実務的なメリットです。ただし、Windowsのバージョンアップや将来の機能追加への対応など、長く使う上での更新の考え方は、購入前にコベック株式会社へ確認しておくと安心です。
⭐️コンクルーAI:初期を抑え、業務全体の効率化まで含めて元を取りにいく
コンクルーAIは、初期費用のハードルなく月額で始められ、見積だけでなく原価・工程・請求・協力会社とのやり取りまで、業務全体をまとめて効率化できる点で費用対効果が出ます。見積AIや転記AIで入力作業そのものを減らし、二重入力や転記ミスを減らせるため、「作業に取られていた時間」がそのままコストダウンにつながりやすい。紙やFAX、複数ツールの併用が残っている会社ほど、削減できるムダが大きくなる傾向があります。もし今、見積ソフトのほかに顧客管理や工程管理を別々に持っていて、そのつなぎ込みや二重入力に困っているなら、見積を入り口に業務全体をひとつにまとめられるコンクルーAIを、無料トライアルで一度試してみるのも有力な選択肢です。月額なので、合わなければやめやすいのも、始めやすさの一部ですね。
つまり、コストの比較はこう整理できます。
ここまでの内容を、それぞれの利点・弱点として整理しておきます。繰り返しになりますが、これはツールの優劣ではなく「自社が何を重視するか」で見え方が変わるものです。あくまで一般的な傾向として参考にしてくださいね。
1)積算・見積の作り込みが深い
最大6段階層の多階層見積、6万行の明細編集、金額調整の細かさなど、見積づくりそのものを突き詰められます。細かく積み上げる建築見積を本業にしている会社には頼もしい深さです。
2)買い切りで月額がかからない
本体80,000円+税の買い切り。一度購入すれば毎月の利用料が発生しないため、ランニングコストを抑えたい会社に向きます。
3)オフラインで動く(ネット不要)
手元のPCにインストールして使うため、インターネット環境に左右されません。通信が不安定な場所でも見積作業を止めずに進められます。
4)見積↔実行のワンタッチ変換で利益管理がしやすい
見積と実行予算を相互に変換でき、粗利の確認もしやすい設計。見積から原価までを行き来しながら利益を詰める運用がしやすい設計です。
5)豊富なマスターと書式で実務がすぐ回る
宛名マスタ6万件、用途別マスタの切り替え、インボイス対応書式30種の収録など、実務で必要な素材が最初からそろっており、導入直後から見積づくりに集中できます。
1)見積・積算以外の業務は範囲外
工程管理・案件管理・協力会社との共有といった機能は、公式サイトの機能一覧では確認できません。見積以外の業務は、別のソフトや紙・Excelで補う前提になります。
2)インストール型のためスマホ・クラウド共有には不向き
PCにインストールして使う形態なので、スマホ・タブレットからの利用や、社外からのクラウド共有は基本的に想定されていません(複数台での共有はLAN製品で対応)。外出先や現場でサッと確認する使い方には向きません。
3)追加ライセンス料・保守サポート費用は要問い合わせ
スタンドアロン版・LAN製品とも本体価格は公式サイトに明記されていますが、追加ライセンス料や保守サポート費用については金額の記載がありません。これらを含めた総額を把握したい場合は、事前にコベック株式会社への問い合わせが必要です。
1)見積から原価・工程・請求まで業務をひとつにまとめられる
見積作成だけでなく、実行予算・原価・工程・請求・案件管理までを一気通貫でつなげます。複数ツールの併用が不要になり、データが一元化されます。
2)4つのAIエージェントで作業そのものを減らせる
見積AI・転記AI・工程表AI・案件入力AIが、下書きづくりや転記・入力といった「手を動かす作業」を肩代わり。初動と判断が速くなります。
3)1名から・初期費用なしで始めやすい
1名から使え、初期費用をかけずに14日間の無料トライアルから始められます。一人親方や少人数の会社でも導入のハードルが低い設計です。
4)クラウドでスマホからも使える
クラウド型なので、現場や外出先からスマホ・タブレットで確認・入力ができます。「事務所に戻らないと分からない」を減らせます。
5)協力会社を巻き込んだやり取りまで一元化できる
協力会社専用アプリや電子発注、案件ごとのチャットで、社外とのやり取りまで案件単位で整理。FAX・電話・紙中心の運用から移行しやすくなります。
1)インターネット接続が前提
クラウドサービスのため、ネット環境がないと利用できません。オフラインで手元完結したい場合は、インストール型のみつも郎の方が向きます。
2)月額のランニングコストがかかる
サブスク型なので、使い続ける限り毎月の費用が発生します。「一括で買い切りたい」という考え方の会社には、買い切りのみつも郎の方が合う場合があります。
3)積算の「深掘り一点集中」では専用ソフトに一日の長がある
見積・積算の作り込みだけを極めたい場合、6段階層の多階層見積に特化したみつも郎のような専用ソフトの方が、細かく詰められる場面があります。コンクルーAIは「広くまとめる」設計のため、目的が積算一点なら専用ソフトも比較検討する価値があります。
実際に導入した会社の声があると、運用イメージが湧きますよね。ここは公式に確認できた範囲だけを、正直にご紹介します。

株式会社ラウレア建築工房(従業員1〜3名、リフォーム業)
紙とExcelで三重管理していた見積作成業務が、コンクルーAI導入で大きく効率化。手書き→Excel→帳票ソフトと6時間かかっていた見積作成が、写真を撮影すれば数秒で8〜9割が自動入力され、わずか2時間に短縮されたそうです。案件ごとに写真・図面・資料がクラウドで整理・共有され、現場と事務の情報格差も解消。現場でも見やすくスマホで簡単に操作できることが決め手となり、職人さんを含めスムーズに定着したといいます(出典:コンクルーAI導入事例)。
株式会社マルセイテック(従業員10〜15名、外壁塗装業)
営業管理と施工管理で2つのシステムを併用していた会社が、コンクルーAIに一本化。それまで月額13〜14万円かかっていたシステム費用が3分の1以下になり、さらに経営ダッシュボードで営業〜現場の利益状況が一目で見えるようになったことで、経営判断が迅速化。「営業管理と施工管理が一緒になっているシステムは、実はなかなか存在しません」との声が上がっています(出典:コンクルーAI導入事例)。
これらの事例は、見積を入り口に業務全体をまとめ、作業そのものを減らすというコンクルーAIの強みが表れたものです。
建築みつも郎17については、今回確認したコベック株式会社の公式サイト上では、具体的な導入社数や導入事例の記載を確認できませんでした。そのため本記事では、事例を無理に作ることはせず、正直に「公式に具体的な社数・事例の記載なし」とお伝えします。
なお、ネット上で見かける「2万社」といった実績数値は、名前の似た別製品「みつもり主任」(建築資料研究社)のものであり、建築みつも郎17(コベック株式会社)の数字ではありません。混同しないようご注意ください。実績や事例を重視する場合は、コベック株式会社に直接問い合わせて、自社に近い業態の導入例を確認するのが確実です。
最後に、「結局うちにはどっちが向いているの?」を整理します。何度もお伝えしてきた通り、この2つはタイプが違う製品なので、向いている会社もはっきり分かれます。
1)積算・見積の作り込みを、とことん深く極めたい会社
多階層見積や金額調整など、見積づくりそのものを本業のど真ん中に据えていて、細かく積み上げる建築見積を極めたい会社。
2)一括で買い切りたい、月額を払いたくない会社
毎月のサブスク費用よりも、本体80,000円+税を一度払って自分の道具にする方が性に合う会社。ランニングコストを抑えたい会社。
3)ネット環境に左右されず、手元のPCで完結させたい会社
通信が不安定な環境でも、オフラインで見積作業を止めずに進めたい会社。
4)見積・積算に用途を絞って使いたい会社
工程管理や協力会社との共有は別の方法(別ソフト・紙・Excel)で回していて、見積ソフトは見積専用でよいと考える会社。
5)大規模・大量明細の見積を扱う会社
6段階層・6万行といった大きなボリュームの見積を組む必要がある会社。
→まとめると、建築みつも郎17は「積算・見積という一点を、買い切りの専用ソフトでとことん深く使いたい会社」に向いています。
1)見積を入り口に、事務や現場まで業務全体をまとめたい会社
見積だけでなく、原価・工程・請求・案件管理まで含めて、会社の業務をひとつにまとめて効率化したい会社。
2)AIで入力・転記のムダを減らしたい会社
見積AIで初動を速くし、転記AIで入力負担を減らしたい。「作業そのものを減らす」方向の改善を進めたい会社。
3)スマホ・クラウドで、現場からも使いたい会社
事務所に戻らなくても、現場や外出先からスマホで確認・入力したい会社。
4)1名から・初期費用なしで、まず試してから決めたい会社
一人親方や少人数で、月額から気軽に始めて、14日間の無料トライアルで実際の業務データを使って検証したい会社。
5)協力会社とのやり取りまでデジタル化したい会社
FAX・電話・紙で行っていた協力会社との受発注・連絡まで、オンラインにまとめたい会社。
→まとめると、コンクルーAIは「見積を入り口に、AIと統合で業務全体を効率化したい会社」に向いています。
ここまで見てきた通り、建築みつも郎17とコンクルーAIは、似ているようで目指す方向がまったく違います。
だからこそ、選ぶ基準はシンプルです。
建築みつも郎17は買い切りの積算専用ソフト、コンクルーAIは14日間の無料トライアルがあるクラウドです。それぞれ実際に触って、「自社が本当にやりたいのは、見積の深掘りなのか、業務全体のまとめなのか」を確かめてから選ぶと、失敗しにくいでしょう。どちらも、あなたの会社の見積・業務を前に進めてくれる、良い相棒になってくれるはずです。