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監督者:白澤光純
株式会社コンクルー 代表取締役CEO
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建設業の見積ソフトを、見積作成特化とオールインワンの2タイプに整理し主要9ソフトを画面イメージ・比較表付きで紹介。無料テンプレとの使い分け、選び方の5軸もまとめました。
AI搭載
コンクルーAI
顧客管理・見積作成・原価管理・電子受発注・請求支払いなど全ての業務がコンクルーAIひとつで完結

「見積書を作るのに毎回時間がかかる」「エクセルの使い回しだと、単価の直しや過去見積の管理がしんどい」——そろそろ見積ソフトを、と考えている社長さんは多いですよね。ただ、調べると「おすすめ◯選」が山ほど出てきて、結局どれがうちに合うのかが見えてきません。
この記事では、建設業の見積ソフトを順位づけ(格付け)せず、タイプ別に整理して紹介します。実際の画面イメージも載せているので、自社に合うタイプとソフトを見つける手がかりにしてください(各ソフトの情報は2026年7月時点の公式サイトをもとにしています。最新の機能・料金は各公式サイトでご確認ください)。
いきなりソフトを検討する前に、1つだけ。工事の数がまだ少ないうちは、無料のエクセル見積書テンプレートでも十分回ります(コンクルーBaseでも、原価・粗利まで見える見積書テンプレートを無料で配布しています)。「見積の数が増えてきた」「単価マスタや過去見積を使い回したい」「見積のあとの原価・請求までつなげたい」——そう感じてきたら、ソフトの出番です。まずは自社が今どの段階かを見てから選ぶと、失敗しません。
建設業の見積ソフトは、力を入れている範囲で大きく2つに分かれます。まずこの違いを押さえておくと、選びやすくなります。
タイプ | 得意なこと | こんな会社に向く |
|---|---|---|
見積作成に特化したソフト | 見積・積算を速く正確に。階層見積やマスタで作成をラクに | とにかく見積づくりを効率化したい会社 |
見積も含むオールインワン | 見積から請求・原価・工程まで1つで完結 | 見積のあとの事務(請求・原価)もまとめたい会社 |
まずは見積づくりそのものを速く・正確にしたい会社向けの、見積特化タイプです。階層見積やマスタ機能で、明細作成の手間を大きく減らせます。
建設業の見積書作成に特化したクラウド型システムです。内訳明細書のような最大5階層の階層見積に対応し、あらかじめ登録した明細マスタから選ぶだけで入力できます。作成した見積金額を全体・明細単位で一括修正できるのも便利。インストール不要で、作った見積をクラウドで共有できます。

建築・建設業向けの見積作成に特化したソフトです。単価マスタの更新や段階的な作成など、見積づくりの機能が充実しています。姉妹ソフト「よさん主任」と組み合わせると予算管理まで一元化できます。公式サイトによると導入は累計2万社。購入前に100回まで起動できる体験版で操作を試せます。

30年以上の実績があるコベックの、建築業向け積算見積ソフトです。最大6段階層の多階層見積に対応し、粗利率から逆算して金額を調整する機能や、簡易的な法定福利費の算出、インボイス対応書式まで備えます。見積から実行予算への展開もワンタッチ。クラウドではなくパソコンにインストールして使うタイプで、スタンドアロン版は本体80,000円(税別)です。

このタイプには、ほかにも「見積革命」(日本情報クリエイト)など、実行予算書まで自動で作れる見積ソフトがあります。まずは体験版や資料で、自社の工種の明細が作りやすいかを確かめるのがおすすめです。
次に、見積だけでなく請求・原価・工程まで1つでまとめたい会社向けの、オールインワンタイプです。見積で入れた数字が、そのまま請求や原価管理につながるので、二重入力が減ります。
私たちが提供している、建設業向けのオールインワン業務管理クラウドです。見積から原価・工程・請求までを1つにまとめられ、見積AIエージェントが見積の下書きを手伝います。小規模建設会社向けで1名から使え、標準の業務管理機能は手頃な価格。「見積をきっかけに、原価や請求まで自然につながる」のが特徴です。

「月額9,800円でサクッと現場管理」を掲げる建設業特化のクラウドサービスです。見積書作成・原価管理・請求書作成・案件進捗・スケジュール・日報などを備えます。30アカウント込み・初期費用0円で、公式サイトによると導入3,000社以上。見積から日々の現場管理まで幅広くカバーします。

建築業(リフォーム・工務店)向けのクラウド管理システムです。見積・原価・発注・請求・入金・工程・物件・顧客を一元管理でき、AI機能もベータ版で順次提供されています。見積から実行予算・原価管理まで一気通貫。料金はライトプランの初期費用120,000円〜(上位プランは要問い合わせ)。

工務店・住宅・リフォーム会社向けの基幹システムです。作った見積をそのまま実行予算に展開できるのが特徴で、発注・入出金・アフター管理までカバー。Excelライクな操作と帳票出力に強みがあります。公式サイトによると導入4,300社超。料金はワンプラン制で要問い合わせです。

「工務店が現場目線で作った」建設業特化クラウドです。見積・請求・発注書の作成から、工事台帳・原価売上管理、工程表・日報まで。OCRを使ったAI見積機能もあります。一人親方〜中小向けで、月額9,800円〜(初期費用等は要問い合わせ)と価格を公開しています。

5〜30名規模の工事会社向けに、中小のお金まわりをまるっと管理するクラウドシステムです。工事原価・受注・請求入金・日報出面・発注仕入支払に加えて見積管理も。1ライセンスから使え、料金は要問い合わせ。デジタル化・AI導入補助金の対象ツールとして案内されています。

ここまで紹介したソフトを、タイプ・見積まわりの特徴・料金の目安・無料お試しで並べました(2026年7月時点の公式情報より。料金は変わることがあるので、各公式サイトでご確認ください)。
製品 | タイプ | 見積まわりの特徴 | 料金の目安 | 無料お試し |
|---|---|---|---|---|
使えるくらうど建築見積 | 見積特化 | 最大5階層・一括修正・クラウド共有 | 要問い合わせ | ― |
みつもり主任 | 見積特化 | 単価マスタ・予算(よさん主任)まで一元化 | 要問い合わせ | 体験版100回 |
建築みつも郎17 | 見積特化(積算) | 最大6段階層・粗利率から金額調整・法定福利費算出 | 本体80,000円〜(買い切り) | ― |
コンクルーAI | オールインワン | 見積AIで下書き/原価・請求まで | 手頃(要問い合わせ) | あり |
サクミル | オールインワン | 見積〜原価・請求・日報 | 月9,800円〜 | あり(2ヶ月無料) |
アイピア | オールインワン | 見積〜実行予算・請求・物件 | 初期120,000円〜 | 要問い合わせ |
エニワン(AnyONE) | オールインワン | 見積→実行予算に展開・Excelライク | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
コノック(CONOC) | オールインワン | AI見積(OCR)・工事台帳・原価 | 月9,800円〜 | デモあり |
KAKUSA | オールインワン | 見積〜原価・入金(中小のお金まわり) | 要問い合わせ | ― |
人手不足が続くなか、見積の下書きづくりをAIが手伝うソフトも増えてきました。過去の見積や条件をもとに、AIが明細のたたき台を作ってくれれば、見積にかかる時間をさらに縮められます。今すぐ使わないとしても、「この先AIで見積が速くなるか」も、ソフト選びの視点に入れておくとよいでしょう。
見積の数が少ないうちは、無料のエクセルテンプレートや体験版でも十分なことがあります。ただ、過去見積の使い回しや、請求・原価までつなげたい場合は、有料のソフトのほうがトータルではラクになります。
「見積づくりだけを速くしたい」なら見積特化、「見積のあとの請求や原価管理までまとめたい」ならオールインワンが向いています。事務全体がしんどいなら、後から機能を足しやすいオールインワンから検討すると失敗しにくいです。
少数ならエクセルで十分ですが、単価の一括修正・過去見積の検索・請求や原価への連携は、ソフトのほうが得意です。まず無料テンプレートで始めて、しんどくなってきたらソフトへ、という順番で問題ありません。
見積ソフトは、順位で選ぶものではなく、自社の使い方に合うタイプで選ぶものです。見積づくりだけを速くしたいなら見積特化、見積から請求・原価までまとめたいならオールインワン。まずは無料テンプレや体験版で自社に合うかを試してから決めれば、多すぎるソフトの中でも迷わず選べます。そして人手不足のこれからは、見積をAIが手伝ってくれるかも、あわせて見ておくとよいでしょう。