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監督者:白澤光純
株式会社コンクルー 代表取締役CEO
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レッツ原価管理Go2のオンプレミス版とクラウド版の料金、同時利用、会社数、保守・移行の確認項目を整理。建設会社が見積から発注、原価締めまでを1件の工事で試し、運用に合うか確かめる具体的な手順を紹介します。
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「レッツ原価管理Go2」を調べると、買い切り型とクラウド版が同じ名前で紹介され、料金や契約条件を取り違えやすいですよね。ここでは公式情報を基に、両者の料金・契約単位と、自社の工事データで確かめたい機能を整理します。
レッツ原価管理Go2は、オンプレミス版とクラウド版で導入費・契約単位・利用条件が異なります。既存PC・社内ネットワークで運用を固めたいか、拠点外からも扱いたいかを先に決め、見積から発注・原価集計までの一連を自社の締め日に合わせて試すのが安全です。

公式サイトの表示を撮影したものです。編集部による実機検証の画面ではありません。(出典:公式サイト、2026-08-28取得)
公式のクラウド案内では、1ユーザー年額264,000円、2ユーザー396,000円を表示しています。1ユーザーの初期費用は11,000円で、端末設定・訪問指導などは別途です。1契約で管理できる会社は2社まで、3社目から1社につき年額66,000円が追加されます。これらはいずれも税込です。月額換算22,000円という表示は、1ユーザーの年額を12で割った参考値で、月払い契約の価格ではありません。
オンプレミスのフル機能構成には、スタンドアロン660,000円(税込)と年間保守33,000円(税込)の例があります。必要な機能だけを選ぶ構成もあるため、クラウドと同じ利用人数・機能・期間にそろえ、移行費や保守を含む見積を比べましょう。(出典:公式クラウド料金、公式フル機能版価格例)
デモ画面で帳票を眺めるだけでは、原価管理の定着は判断できません。月次の締め作業で実際に使った工事を一件選び、見積・発注・仕入・外注費が工事別に集まるまでを確かめます。金額を仮に入力するのではなく、社内で照合できるデータを、機密情報の扱いを確認したうえで使い、元帳や請求書との一致を担当者が確認することが大切です。
現場監督が日々の実績を把握し、事務・経理が仕入や外注請求を確認する会社では、同じ原価を二重に入力しない設計が必要です。導入前に「工事台帳を作る人」「発注を登録する人」「請求書と照合する人」「締め後に利益を見る人」を表にしてください。Go2でどこまで入力するか、既存会計ソフトへ渡すデータは何かを決めずに導入すると、Excelとシステムの両方を更新する状態が残ります。
担当 | 1工事テストで確認する入力 | 照合する出力 |
|---|---|---|
現場担当 | 工事名、予算区分、 | 工事別の進捗と予算との差 |
事務・経理 | 仕入・外注請求、 | 請求書・元帳と原価集計の差異 |
経営者 | 見るべき利益・未計上項目の条件 | 工事台帳・月次集計の読み方 |
導入費だけでは比較できません。既存の顧客、工事、科目、取引先、過去原価をどこまで移すかで初期作業は変わります。全履歴を移すのか、進行中工事と必要なマスタだけを始点にするのかを決め、CSVの受け渡し可否・形式・文字数・重複時の扱いを販売元へ確認しましょう。CSVで出せることと、任意のデータをそのまま読み込めることは別です。
確認項目 | 販売元・社内に確認する質問 |
|---|---|
データ移行 | 移行できるマスタ・工事・仕訳の範囲、 |
権限・利用数 | 登録社員数と同時接続数の数え方、現場・ |
保守 | 年間保守に含まれる更新、問い合わせ、 |
契約終了 | クラウド契約の更新・解約時期、 |
特にクラウド版は同時接続ユーザー数、オンプレミス版は導入構成・保守の範囲を見積書で照合します。オンプレミス版の製品価格と年間保守は別の費用です。初年度総額に保守を含めるか、2年目以降に何が発生するかを分けて書面で確認してください。
利用人数、会社数、導入構成、保守・移行の条件が違うため、公開された単価だけでは決められません。オンプレミス版は製品価格と年間保守を、クラウド版は年額と同時接続数・管理会社数を分け、同じ期間で見積を比較してください。
公式案内では同時接続ユーザー数とされています。登録する社員数と、同じ時間に操作する人数が一致するとは限りません。現場・経理・管理者が締め日に重なる場合を想定し、必要数を販売元へ確認しましょう。
少数の投稿から満足度を断定するより、公式の機能・料金・保守条件と、自社の一件テストを重視します。月次締めに必要な入力と出力を実データで照合できるかが、継続利用の判断材料になります。
工事別の原価を社内手順で締めたい、導入担当者を置ける、利用形態を明確に選べる会社は検討しやすいでしょう。複数拠点での利用、同時接続数、複数会社管理、既存マスタ移行が重要な会社は、デモで確認してください。原価の考え方は建設業の原価管理、見積ソフトとの役割の違いは建設業の見積ソフト比較も参考になります。
Go2は「どちらの版を使うか」で判断材料が変わります。月額相当だけで決めず、1工事の入力、同時利用、移行・保守を確認したうえで見積を比べましょう。