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監督者:白澤光純
株式会社コンクルー 代表取締役CEO
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建設業の業務管理ツールは種類が多く、どれが自社に合うか迷いますよね。この記事では主要な12ツールをタイプ別に整理し、それぞれの特徴と、自社に合うタイプの見極め方・選び方の軸をまとめました。順位ではなく「自社に合うか」で選べます。
AI搭載
コンクルーAI
顧客管理・見積作成・原価管理・電子受発注・請求支払いなど全ての業務がコンクルーAIひとつで完結

建設業の業務管理ツールを探すと、「おすすめ◯選」「比較ランキング」が山ほど出てきます。でも正直、順位を見ても「結局うちに合うのはどれ?」がわからないですよね。ツールにはそれぞれ得意分野(タイプ)があって、自社の困りごとに合うタイプを選べるかで、うまくいくかどうかが決まります。
そこでこの記事では、順位づけ(格付け)はせず、建設業の主要な業務管理ツールをタイプ別に整理して紹介します。自社がどのタイプを選ぶべきかが見えるように、選び方の軸もあわせてまとめました。気になるツールは、実際の画面イメージも載せているので参考にしてください(各ツールの情報は2026年7月時点の公式サイトをもとにしています。最新の機能・料金は各公式サイトでご確認ください)。
建設業の業務管理ツール(施工管理システム・工事管理システムとも呼ばれます)は、見積・原価・工程・写真・請求といった仕事の情報を、まとめて管理するための道具です。ただ、すべてが同じではなく、力を入れている領域によって大きく4つのタイプに分かれます。まずはこの地図を頭に入れておくと、迷いにくくなります。
タイプ | 得意なこと | こんな会社に向く |
|---|---|---|
オールインワン型 | 見積〜原価〜請求まで、事務全体を1つに | 事務のあちこちがバラバラでしんどい会社 |
施工管理・現場管理特化型 | 現場の工程・写真・図面・報告 | まず現場管理を効率化したい会社 |
現場コミュニケーション型 | 職人・協力会社との連絡・情報共有 | 連絡や情報共有の抜け漏れを無くしたい会社 |
特定業務特化型 | 工事写真・図面など特定業務を深く | その業務だけを徹底的にラクにしたい会社 |
タイプの見当がついたら、次の4つの軸で2〜3社にしぼり込みます。
私たちが提供している、建設業向けのオールインワン業務管理クラウドです。見積・原価・工程・請求までを1つにまとめられ、見積AI・転記AI・工程表AIといったAIエージェントが事務作業を手伝います。小規模建設会社向けで1名から使え、標準の業務管理機能は手頃な価格。「まず管理をまとめて、事務が重くなってきたらAIに任せる」という無理のない広げ方ができるのが特徴です。

建築業(リフォーム・工務店)向けのクラウド管理システムです。顧客・案件・見積・原価・発注・請求・入金・工程・物件までを一元管理できるオールインワン型で、AI機能もベータ版で順次提供されています。料金はライトプランの初期費用120,000円〜(上位プランは要問い合わせ)。

工務店・住宅会社・リフォーム会社向けの基幹システムです。顧客管理から見積・実行予算・発注・入出金・アフター管理まで幅広くカバーし、Excelライクな操作と帳票出力が特徴。公式サイトによると導入4,300社超。料金はわかりやすいワンプラン制で要問い合わせです。

「工務店が現場目線で作った」を掲げる建設業特化クラウドです。見積・請求・発注書の作成、工事台帳・原価売上管理、工程表・日報までを一通りカバーし、OCRのAI見積機能も。一人親方〜中小向けで、月額9,800円〜(初期費用等は要問い合わせ)と価格を公開しています。

職人を自社で抱える専門工事会社向けの経営管理システムです。「利益が見える、残る経営へ」を掲げ、案件・顧客管理、ホワイトボード式スケジュール、見積・請求・原価管理、勤怠集計、LINE連携(職人の入力をLINEで通知)などを備えます。料金は個別見積(要問い合わせ)。

「経営から現場まで」をワンプラットフォームでDX化する、利用26万社超の大手クラウド建設プロジェクト管理サービスです。施工管理・チャット・図面管理・電子黒板/検査・受発注・請求まで機能が幅広く、中小から大手まで対応。料金は初期費用+月額+オプションの構成で、金額は要問い合わせです。

基本機能を無料から使える施工管理アプリです。現場情報のリアルタイム共有、図面・写真のクラウド管理、チャット、写真を選ぶだけの報告書作成など、現場での使いやすさに強みがあります。公式サイトによると導入7万社以上(無料版を含む)。有料プランは要問い合わせです。

図面管理と現場管理に強い、建築・設備・電気工事向けのアプリです。図面への写真・手書きメモのひも付け、スマホ版電子黒板、撮影写真からの帳票作成、指摘・検査系の機能まで。公式サイトによると導入2,200社超。料金は規模に応じた個別提案で要問い合わせです。

「月々1万円で使える現場の施工管理アプリ」を掲げるツールです。工程表、トーク・掲示板(既読未読つき)、写真・図面・書類管理、入退場管理、お施主様向け共有などを備えます。住宅会社・工務店・協力会社向けで全国6万社以上が利用(公式)。PLAN1は60IDで月額1万円(税別)と明快です。

「段取り八分」をコンセプトにした施工管理・現場コミュニケーションアプリです。現場情報の一元管理、写真・図面の共有、掲示板、閲覧確認のリアクション機能などで、協力会社まで含めた情報共有を得意とします。公式サイトによると利用10万社。初期費用20万円〜・月額15,000円〜です。

工事写真からはじめる建設DXツールです。電子小黒板付きの撮影アプリ、写真・図面のクラウド共有、工事写真台帳の作成、写真の仕分けAIなど、工事写真まわりに特化しています。フリープランは0円(参加工事1件)、法人向けのプレミアムは1メンバー月1,800円〜(年額・税抜)。

「写真管理からBIMまで」を掲げる建築・土木の生産支援クラウドです。工事写真管理とAIによる写真自動整理、電子小黒板、図面・工程・書類・検査までをカバーし、大手ゼネコンでの採用も多いのが特徴。料金は利用者数に応じた月額+オプションで要問い合わせです。

ツール選びにもう1つ、新しい軸が加わってきました。AIです。建設業は人手不足と採用難が続いていて、人を増やすだけでは追いつきません。そこで、今いる人の事務作業(見積の下書き・転記・工程表づくりなど)をAIに巻き取らせて、同じ人数でこなせる仕事を増やす、という考え方が現実的になってきています。上で紹介したツールの中にもAI機能を備えるものが増えているので、「この先AIで事務が軽くなるか」も、選ぶときの視点に入れておくとよいでしょう。
まず自社の一番の困りごとから「タイプ」を決め、そのタイプの中から2〜3社を無料お試しで比べるのがおすすめです。いきなり1社に決めず、現場に触ってもらってから選ぶと失敗しにくくなります。
写真共有など単機能なら無料でも十分なことがあります。ただ、見積・原価・請求まで事務全体をまとめたい場合は、無料の範囲だと機能や人数に制限があり、物足りなくなることが多いです。
できますが、データ移行の手間がかかります。だからこそ、最初の「タイプ選び」を外さないことが大事です。迷ったら、事務全体を広くカバーできるオールインワン型から検討すると、後から機能を足しやすくなります。
業務管理ツールは、順位で選ぶものではなく、自社の困りごとに合うタイプで選ぶものです。まずは4つのタイプから自社に近いものを見つけ、選び方の4軸で2〜3社にしぼって、無料お試しで確かめる。この順番なら、多すぎるツールの中でも迷わず選べます。そして人手不足のこれからは、事務をAIに任せて人を増やさず回す、という視点もあわせて持っておくと、長く使える1本にたどり着けます。