2026年の現場づくりに向けて、2025年12月に発表された建材・工具の新製品情報をまとめた建設業界向けニュース記事です。マキタやハイコーキによる高性能コードレス工具の進化をはじめ、安全性や作業効率を高める作業用品、省エネ・防音・木質化といったトレンドを反映した最新建材、さらにカーボンニュートラルを意識した環境配慮型素材までを網羅。現場改善や施主提案にすぐ活かせるポイントを分かりやすく整理し、忙しい現場担当者でも短時間で最新動向を把握できる内容となっています。
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建設業界の皆さま、新しい年を迎え、2026年の現場づくりに向けた準備は進んでいますか?
日々の施工や段取りに追われる中で、「最新情報を追いきれない」「新製品は気になるけど、調べる時間がない」と感じている方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、2025年12月に発表された建材・工具の中から、現場で本当に役立つ注目トピックを厳選してお届けします。
コードレス工具の進化や、環境配慮型の新建材など、2026年以降の現場を見据えた“使える最新情報”をぎゅっとまとめました。
「作業効率を少しでも上げたい」「お客様への提案に新しい切り口がほしい」「他社がどんな最新ツールを使い始めているのか知りたい」
――そんな現場のリアルな悩みに応える内容になっています。
この記事を読むだけで、今押さえておきたい建材・工具・業界トレンドを短時間でキャッチアップできるはずです。
年初の情報整理や、これからの現場改善・提案活動のヒントとして、ぜひご活用ください。
それでは早速、2026年のスタートダッシュに役立つ最新ニュースを見ていきましょう。

コードレス工具のリーディングメーカー・マキタから、40Vmaxバッテリー対応の強力ブロワが登場しました。エンジン式28mLクラス相当の風量を実現し、コードレスながらガソリン機に匹敵するパワーで落ち葉や粉じんを一気に吹き飛ばします。
さらに別売のバキュームキットを装着すれば、ブロワ⇔集じんの切替えが工具なしで可能。吹き飛ばした後の落ち葉もそのまま回収でき、現場清掃や庭先の手入れがぐっと効率化します。
無段変速レバー付きで風量を細かく調整できるため、周囲に配慮した弱風から荒掃き用の強風まで用途に応じた使い分けが簡単です。
(出典)

内装・設備工事で威力を発揮する充電式の全ねじカッタがハイコーキから新登場しました。18V駆動で軟鋼W1/2(約12mm径)の太径全ねじもスムーズに切断可能なパワフルモデルです。
1充電あたりの作業量も大幅アップしており、軟鋼W3/8なら約1,400本もの全ねじを切断できる高作業量を実現。本体先端にはLEDライトを搭載しており、天井裏など薄暗い場所でも刃先をしっかり照らし、安全かつ正確な作業をサポートします。
さらに、切断時に出るボルトの切りくずを受け止める着脱式コレクトボックスを標準装備し、高所作業でも切りくずの落下を防止。脚立利用時に便利な大型フックも本体に備わっており、未使用時に腰掛けておけるなど、現場目線の使い勝手を徹底追求した一台です。
(出典)

パナソニックの電設資材ブランドEXENA(エグゼナ)から、盤工事向けの超小型コードレス圧着工具が発売されました。
その名の通り手のひらサイズのミニ圧着器で、10.8Vバッテリーを動力源とする「Lシリーズ」製品です。裸圧着端子・スリーブの1.25、2、5.5、8mm²といった電設で頻出するサイズにこれ一台で対応可能。
本体質量は約1.05kgと非常に軽量コンパクトで、かつ握りやすいグリップ形状のため、長時間の連続作業でも疲労を軽減します。また、端子を挟んで仮保持する機構には「自動」と「手動」2モードを搭載。例えば「自動モード」では圧着後に口金が自動開放されるため、素早く次の端子に移れて量産作業に最適。
一方「手動モード」では確実に端子を保持してから圧着でき、狭所や微調整が必要な場面で便利です。付属の落下防止ストラップに加え、腰や脚立に引っ掛けられる別売フックも取り付け可能で、現場での携行・安全面にも配慮されています。

作業用品大手のミドリ安全から、「かぶっていることを忘れる」レベルの超軽量ヘルメットが登場しました。
その新製品「SC-31B」は、従来品比約45%もの軽量化に成功し、業界トップクラスの約265g(りんご1個相当)という驚きの軽さを実現しています。一般的な産業用ヘルメットが350~400g台である中、本製品は頭部への負担を劇的に軽減し、高齢の職人さんや長時間着用が必要な現場でもヘルメット着用率の向上が期待できます。
軽量化の秘訣は従来ヘルメット内部にあった衝撃吸収用の「ハンモック」(吊りバンド)を無くし、発泡ライナー(衝撃吸収材)だけで保護機能を果たす「ハンモックレス構造」に設計刷新したこと。
この構造革新により部品点数を減らしつつ、国家検定の飛来・落下物用/墜落時保護用/電気用すべてに合格する安全性能をしっかり確保しています。帽体高さも約131mmとコンパクトで、屈んだ時やフォークリフト乗車時にもヘルメットが引っかかりにくいデザインです。内装のパッド類は取り外して丸洗いでき、衛生面も◎。標準で9色のカラーバリエーションがあり、職種や班ごとの色分け運用にも対応します。
(出典)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000108.000011153.html

パナソニック ハウジングソリューションズは、同社の主力内装建材シリーズ「ベリティス」を約4年ぶりに刷新し、“NEWベリティス”として2026年4月より受注開始すると発表しました。
コンセプトは「空間を広く、選びやすく。」――住宅の間取りが予算の都合でコンパクト化する中、如何に「実際の面積以上に広く感じさせるか」に徹底フォーカスしています。具体的には、明るい新色柄の追加や採光パネルなど光を取り込む建材を導入し、室内をトーンアップして視覚的な広がりを演出。
さらに、天井まで届くハイドア(高さ240cmのスリムデザインドア)や、壁面用大型パネルなどをラインナップし、床から天井までの一体感を高めて圧迫感を減らす工夫がなされています。
(出典)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000006544.000003442.html

同じくパナソニック ハウジングソリューションズから、ホテル客室などに最適な防音性能付きの木質仕上げ床材が新登場しました。
「ボアシス防音タイプ ホテル用」と銘打たれたこの製品は、従来の土足対応床材シリーズ「ボアシス」に防音等級LL-45相当の遮音性能を付加した新タイプです。
2026年4月より受注開始予定で、国の脱炭素・木材利用促進の流れを受けてニーズが高まる「ホテル客室の内装木質化」を支援する狙いがあります。
特徴は、人が靴を履いて歩くことを前提とした高耐久・耐汚染性と、階下への足音を軽減する防音構造の両立。具体的には、傷や汚れに強いハードコート層に加え、複層構造で衝撃音を吸収し、ホテル特有の静けさの要件を満たしています。
デザイン面でもトレンドを意識し、3樹種×9柄の豊富なカラーバリエーションを用意。同社独自の突き板技術「マイスターズウッド」により、天然木の風合いを活かしつつ量産品としての均一品質を確保しています。ホテル以外にも、静粛性が求められる高級旅館やマンションの遮音フローリング用途にも提案できそうです。
(出典)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000006548.000003442.html

エクステリアメーカーのユニソンが、戸建て向け宅配ボックスの新製品「ヴィコスマート DB」を発売しました(12月15日)。
昨今問題視される再配達の削減を目指したポスト一体型の宅配ボックスで、スマートロック機能を備えているのが最大の特徴です 。標準ではスマートフォンアプリによる解錠に対応し、オプション追加でICカード認証・指紋認証・リモコン操作にも拡張可能 。家族それぞれがスマホやカードキーで開錠できるので、鍵の受け渡し不要で利便性◎。
宅配業者による荷物投入後は、扉内側のつまみ操作で自動施錠され、荷物を取り出すまで安全に保管されます。さらにユニークなのが、施錠後でも投入可能なフラップ構造を採用している点。一度荷物を受け取ってロックされた状態でも、投函口からなら追送の小荷物や郵便物を追加投入でき、複数回の配達にも対応します。
設置面でも工夫が凝らされており、ボックス本体設置後に外扉を最後に取り付ける構造を採用。壁埋め込み施工でも周囲の開口部や操作部を覆い隠して美観を損なわず、かつ扉の取り付け・調整が容易なので施工性も高いとされています。戸建て住宅の“置き配問題”に対する新しい解決策として、今後普及が期待されるスマート宅配ボックスです。
(出典)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000091984.html

地球にもお財布にも優しい革新的な内装タイル、「二酸化タイル」が正式発売されました(日本エムテクス社)。
このタイル、なんと製造時に一切焼成しないことで製造時のCO₂排出を大幅カットし、さらに大気中のCO₂を吸収して固定化した素材を主原料に配合しているのです。
アサヒ飲料と共同開発した「CO₂を食べる自販機」で回収されたCO₂由来の吸収材と、高炉スラグ(製鉄副産物)を掛け合わせ、原料の90%以上を再利用資源で構成。その結果、従来の焼成タイルに比べ原料調達~製造のCO₂排出量を約90%削減し、1㎡当たり16kgものCO₂削減を実現しています。さらに独自配合により一般的な焼成タイルの約5倍の強度を達成しており、床にも使えるほど頑丈です。
カラーバリエーションもユニークで、着色には茶殻(抹茶)やコーヒー粉などの食品廃棄物を利用。グリーンティー・コーヒー・プレーンの3色展開で、自然由来の落ち着いた色合いが特徴です。屋内の壁・床・エントランスなどに施工でき、貼るだけで“脱炭素インテリア”をアピール可能。製品自体もエコマークやグリーン購入法、カーボンフットプリント認証取得を進めており、環境配慮型建材として注目されています。
(出典)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000153419.html

国内外の独創的な壁紙を手掛ける野原グループから、イタリア発のデザイン壁紙ブランド「Spaghetti Wall(スパゲッティ・ウォール)」の新柄84点がリリースされました。
今年から日本展開を開始した同ブランドの第2弾コレクションで、「毎日をどんな時でも楽しもう」をコンセプトに、イタリア人クリエイターとコラボしたユニークなデザイン壁紙が揃います。
今回発表の17柄84点は、建築的な幾何学模様や質感のある立体パターンを中心にラインアップ。見る角度や距離で表情が変わる3D風の壁紙は大小異なるサイズが用意され、壁面サイズに合わせて柄スケールを調整することも可能です。
価格は1mあたり7,200円(税別)前後で、高級クロスとしては標準的レンジ。部屋の一面だけ貼ってアクセントにしたり、店舗・ショールームのインパクトづくりにも最適です。大胆でアートな輸入壁紙を積極的に取り入れる動きが国内でも高まっており、「他と被らない個性的な空間提案」を求めるお客様には強力な武器になるでしょう。
(出典)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000346.000019866.html
2025年12月は、工具のパワーアップと建材・素材の進化が同時に進んだ印象的な月でした。
マキタやハイコーキをはじめとする主要メーカーが、コードレス製品でエンジン機・AC機の領域に踏み込み、現場のフットワークを大きく向上させる高性能工具が続々と登場しました。電源や排気を気にせず使える環境が広がり、作業場所や時間帯の自由度がさらに高まっています。
建材分野に目を向けると、住宅では省エネ義務化を背景に、断熱性能の向上と空間を広く見せる内装建材が進化。限られた面積でも快適性や開放感を高める工夫が各社から提案されています。一方、非住宅分野では木質化や防音性能といった「居心地の良さ」を重視した建材が増え、利用者の快適性と施設価値の向上がキーワードとなっています。
さらに、二酸化タイルに代表されるように、カーボンニュートラルを意識した素材開発も具体化してきました。製造時のCO₂排出削減や再生資源の活用など、環境配慮が“コンセプト”にとどまらず、実用的な製品として現場に提案できる段階に入っています。
業界全体として、道具・建材・素材といった「ハード面」の進化を通じて、生産性向上と持続可能な現場づくりを両立しようとする流れが、よりはっきりと見えてきた月だったと言えるでしょう。
2026年も、建設業界の技術革新から目が離せません。他にも建設業界のニュースや世界の最新建設テック動向も当メディア「コンクルーBase」で随時紹介しています。
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